面接でみられる時間の感覚

社会人として時間を守ることは大変重要なので、社員を募集する企業としてもきちんとした時間感覚を持った人を採用したいものです。そのため、採用面接の時点でその人が何時にやって来たかをチェックしている採用担当者も多くいます。ということは、時間に正確な印象を与えることができれば、その人に対する評価も上がり、有利に進めることができるかもしれません。

例えば、ある就活生は面接の際、これといったアピールポイントが思いつきませんでした。そこで、学生時代のアルバイトの経験を思い出してこんな話をしてみました。

「私は学生の頃コンビニでアルバイトしていました。いつも早番の出勤で毎朝四時からの仕事でしたが一度も遅刻をしたことがありません」

遅刻しなかった、というのは当たり前の事ですが、それが朝四時出勤だった事もあって面接官の興味を引いたようです。そこから、どういった仕事をしていたのか、早起きするためにはどんな工夫をしていたのか、といった内容で話が続くことになり、良い結果をもらうことができました。

さて、面接にやってくる時間についてですが、一体どのくらい前に着いていればいいのでしょうか?それについては、人によっていくつか意見がありますが、平均すればだいたい10分くらい前が適当なようです。あまり早すぎても面接担当者を急かしてしまったり、前に面接を受けている人と時間がかぶってしまうこともあります。逆に5分を切るほどであれば、本当に応募者が来るのかどうかと思わせてしまいます。会場に到着するのは30分前でも構いませんが、実際に中に入っていくのは少し時間をつぶしてからの方がよさそうです。

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